先日発売されたFileMaker9。
勿論注目の機能はMySQLをテーブルとして簡単に呼び出すことが可能という点だ。これによって、今まで重いとされていたFileMaker Serverを直接使った、Web公開の負担を軽減できるということだけでは無く、自社サイトのSQLサーバーがFileMaker9互換であれば、CSVデータ等を作ることなく、直接書き換え可能になるのだ。 とは言っても、互換性のあるSQLサーバーを使ったサーバーとの契約は私個人では全くしておらず、自宅のサーバーもきっと違うだろう…。と思っていたら、そうでも無いことが発覚!!

自宅サーバーのPHPのバージョンというか、実行アプリの保存場所がFileMaker(Server版の自動生成PHPと)と互換が無いらしく、インストールのし直しを余儀なくされている現状ではあまり面白いことは出来なさそうなのだが、今後CMSシステムをFileMakerを使ってどう操るかを色々と健闘したい。


また、個人的にはデザイナー出身のFileMakerユーザーとして、デザイン機能の強化が気になる所。

ウインドウサイズによって変化するオブジェクトの横幅、縦幅の設定が可能になった点は特に興味深い。
というのも、FileMakerを使うパソコンは色々ある訳で、バイト先では基本的に20inchのパソコンを対象に行えばいいのだが、最近は部署を超えたデータベースを作ることもあるので、17inchのパソコンにも対応させないといけないからだ。

ちなみに、サイズの定義の仕方はVB等と同じような形。各辺にロック・アンロックのチェックボックスが付いていて、ロックされていない辺に関しては勝手にウインドウに合わせて伸び縮みするという物。
CSSで蓄えた可変的レイアウトの知識を使って面白いレイアウトを作りたい所だが、FileMaker9の導入はバイト先では現在の所未定である為、個人的に会社のパソコンにインストールしているFileMaker9で楽しむことしか現段階では出来ない…。


他にもフィールド定義の部分で条件に合わせてフィールドの文字設定を変えることが出来るようになったのは面白い。
例えば、利率が2%以下の物は危険である場合は、文字色を2%以下の場合赤くする。などの設定が可能。この設定に使うのは独自の設定で、計算式等では無い為、定義は難しいかもしれない。

だが、今まで別フィールドを用意し、文字で警告していたりする場合はフィールドを減らすことも可能で、可視的に警告できるのでインターフェイスを考える上だけでは無くかなり効果的だと思われる。


それと、巨大なデータベースを作る上では絶対に欲しい機能だったScriptのフォルダー管理が可能になったのは個人的には一番嬉しい点である。
FileMaker 8.5までの場合Scriptは完全ただのリストだった為50個を超えた辺りから管理がし難く、古いデータベース等を見ると、もう使われないScriptが沢山残っている等の現実がある。フォルダー管理が出来ればバージョンアップの際にも「旧Ver6 Scripts」などのフォルダーに入れておけば、全く手を付けていないScriptがどれなのか一目で分かる。0からDBを作り直したい衝動に良く駆られる私としては、そういったストレスからも逃れられる助かる機能なのだ。


ある程度ご存知の方は多いと思うが、FileMaker9はFileMaker7〜8.5と互換性がある為、導入の手間は無いに等しいだろう。

また、FileMaker Serverに付いてきた、自動PHP精製プログラムも少しいじってみたが面白かった。FileMakerのDBを見て、PHPを自動で書き出すというそのままのプログラムだが、それを元に作り込めばCMSシステムも結構楽に作れるかもしれない。


Web業界に今後どの程度の影響を与えてくれるのか注目したい所だ。